プロフィール

「読後の余白」へようこそ。

本を閉じたあと、しばらく何もできなくなることがあります。登場人物の選択を何度も反芻して、「あれは正しかったのか」「自分だったらどうしたか」と考え続ける、あの時間のことです。

このサイトは、そういう余韻を持て余している人のために作りました。

私が特に惹かれるのは、生きづらさや関係の痛みを正直に描く小説です。善悪がはっきりしない物語。加害と被害の境界が揺れる物語。誰かを傷つけながら、同時に誰かに傷つけられている人物が出てくる物語。『流浪の月』や『52ヘルツのクジラたち』のような作品は、読み終えたあとも長く心に居座り続けます。

簡単な答えをくれない物語ほど、誰かと語りたくなる。

このサイトでは、未読の方には「自分に効く一冊かどうか」を判断できるレビューを、読了済みの方にはラストの意味まで踏み込んだ考察をお届けします。私の解釈が唯一の答えだとは思っていません。あなたの読みと突き合わせて、どちらが正しいか、あるいはどちらも正しいのか、一緒に考えたいのです。

読書はひとりでするものですが、答え合わせはふたり以上のほうが楽しいので。

コメント欄で、あなたの解釈を聞かせてください。

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